当サイトの分類体系は『世界鳥類和名辞典』(山階1986)に準拠していますが、これはいまから30年以上も前に公表された体系であり、内容に古さが目立ちます。 この問題を解決するため、当研究所では、『世界鳥類和名辞典』の分類体系を、比較的新しい体系であるIOC World Bird List 3.2(http://www.worldbirdnames.org)の体系と比べる作業に取り組んできました。

この作業により、IOC World Bird List 3.2掲載の種(10,611種)のうち、 8,583種が『世界鳥類和名辞典』掲載の種と対応することが判明しました(ただし、属の移動などにより、学名は異なることがあります)。 残り2,028種については、『世界鳥類和名辞典』の出版以後に発見された新種や、亜種から種へと格上げされたものを含んでいます。

検討の結果を示したエクセルファイルを公開します。当サイト活用の一助となれば幸いです。

2018年4月12日 自然誌研究室室長 山崎剛史




ダウンロード:IOC_World_Bird_List_3.2_vs_Yamashina.xlsx(600kb)